医療設備
内視鏡検査
直径約1cm大のファイバ-スコ-プを口腔(上部用)又は肛門(下部用)より挿入して、胃・十二指腸、大腸を調べる検査です。
当院では上部内視鏡検査のときは表面麻酔(キシロカイン)のみの使用となります。
覚醒した状態での実施となりますので、患者様に協力をして頂くことになりますが検査終了後はすぐに帰っていただけます。
下部の内視鏡検査実施時には、睡眠導入剤を注射して眠って頂きます。
薬効には個人差が出ますのでご了承下さい。
尚、上部・下部とも予約が必要な検査です。
検査をご希望の方は電話予約をされるか、又は診察医にご相談下さい。
検査に関してのご質問・ご相談
外来看護師が承っております。お気軽にお声掛け下さい。
CT
身体を横断面で輪切りにした像を撮影し、身体の内部の状態を観察します。
マルチスライスCTとなり、短時間で多くの画像を撮影できます。
このことによって横断面だけでなく、様々な断面での像を観察できます。
内臓脂肪測定
内臓脂肪面積が100cm2以上になると『内臓脂肪蓄積』と診断されます。
臍の位置でウエストサイズを測った時に、男性で85cm、女性で90cm以上あると内臓脂肪面積が100cm2以上になっている可能性が高いと言われています。
CTでは内臓脂肪や皮下脂肪の正確な分布を調べることができます。
US(超音波検査)
人間の耳には聞こえない高周波の超音波を使って、病気の有無を調べる検査です。
検査する部位にゼリーを塗り、プローブという超音波探触子を軽くあて、リアルタイムで調べたい部位を観察していきます。
腹部、心臓、甲状腺、頚動脈、下肢静脈など様々な部位の検査ができます。
骨密度測定
人は歳を重ねていくと長年の生活習慣やホルモンの減少によって、骨にスが入ったような状態になり、骨折を引き起こしやすくなります。
骨折すると寝たきりになるリスクが高くなります。
骨密度測定とは骨塩量を測定し、骨粗鬆症かどうか判定する検査です。
検査は寝台に横になっていただき、腰椎と大腿骨頚部の骨塩量を測定します。
その後コンピューター解析を行い、結果までは10分程度です。
エネルギーの違う2種類のX線を身体にあて、その透過度の差を利用して骨密度を測定します(DEXA法装置)。
DEXA法装置は検査データが最も信頼性が高いとされている種類の装置です。
胸部のレントゲン写真の1/10以下という、とても少ないX線の照射ですむため、身体への影響はないといえます。
「骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン」に則って、当院では腰椎や大腿骨頸部の測定を行っています。
*閉経前後は特に骨密度が急激に減少します。この年代の女性は一度検査を受けご自分の骨の状態を知りましょう。
その他(当院で可能な検査)
検体検査
- 生化学検査
- 血液一般検査
- 凝固系検査
- 尿検査
- 便潜血検査
- 輸血検査
生理機能検査
- 12誘導心電図
- 負荷心電図検査<エルゴメーター>
- ホルター心電図(防水タイプ)
- 動脈硬化度検査(血管伸展性検査)
- 肺活量
- 眼底検査
- 眼圧検査
画像診断
- 一般撮影(レントゲン撮影)
- 消化管透視
・上部消化管
・下部消化管
・嚥下造影