新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
令和8年は「午(うま)年」です。「午」と「馬」はどう違うのか?「午」はもともと干支からきており、時刻や方角を表す漢字のようです。例えば「午」は12時を意味しており、それより前を午前、後を午後というように使われています。「馬」は一般的には動物を指しているようです。いずれにしろ午年は力強く駆け抜ける馬のごとく「飛躍」「前進」の象徴とされ、成長や成功を願う年とされているようです。いい年にしたいものです。
日本の医療に目を向けると、昨年、日本の5つの病院関係協会が、合同で「地域の病院経営は危機的状況です。このままでは、ある日突然病院がなくなります。」という全国民へ向けたメッセージを出し、国に制度改正を求めました。大げさなようですが、これはある意味真実で、公的病院を含め全国の病院の6割以上が大幅な赤字で、経営が成り立たず閉院する病院も出てきています。物価上昇に対して、企業は価格を上げることで対応(価格転嫁)することができますが、医療は診療報酬制度という国が定めた公定価格で縛られており、個々の医療機関ではどうすることもできません。少しでも安価に医療を提供したいのは山々ですが、いくら誠実な医療を行っても現状の制度のままでは収益は上がらず、病院経営は厳しい状況に追い込まれています。これから先の日本の医療を考える意味で、是非この点を、皆さんにもご理解いただければと思います。
新年早々、暗い話ばかりしてもいけません。昨年、高市早苗さんという日本で初の女性総理大臣が誕生しました。その手腕は未知数ですが、古い体質が残る日本政界の中で女性総理が誕生したということは画期的なことかもしれません。今のところ、あの面倒でわがままで自分ファーストのトランプ大統領とも何とかやれそうな雰囲気でもあり、これを機に日本全体がいい方向に向かっていくことを期待したいと思います。
本年も、私たち佐藤病院職員は当院を利用される方々に、最善の医療を、温かみをもって提供すべく、全員で力を合わせて努力していきたいと考えています。そして、この午年を皆さんとともに「飛躍」「前進」の気持ちを持って乗り切りたいと考えています。
本年もどうか佐藤病院をよろしくお願い申し上げます。
明芳会 理事長 小倉俊郎





















